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津軽の華―弘前大学所蔵ねぷた絵全作品

津軽の華―弘前大学所蔵ねぷた絵全作品

これは見応えがありました。写真や資料の絵がメインです。
好きな絵師さんも見つけられたし満足。
ねぷたに関しては同じような題材を使っているのに、
絵師によって絵柄も作風も全く異なるのに吃驚しました。
(これは弘前大学ねぷたの紹介なのでほんの一例に過ぎないのですが。)
そういえば小さい頃、ねぷたの見送り絵を、この女の人の絵はきれい、
この絵は何か恐くて嫌いとか思いながら観ていたのを思い出しました。
荒々しい鏡絵や、おどろおどろしたものの多い袖絵は子ども心に恐くて
ちゃんと観いてなかったです。
その点で私は弘前や黒石の扇ねぷたの方が好きなのかな。
黒石は母親の実家の近所*1なのでよく観に行きました。
青森の立体ねぶたは、こども心にバブリーだなと思いながら観てました。
(勿論その素晴らしさには圧倒されました。)
小学生の頃は夏休みねぷたを引いてたんだよなあ…。はっぴ着て鈴着けて。
あー、ねぷた観に行きたいです。今年は絶対行きますよ。

*1:田舎館村です。位置的には黒石と田舎館の間くらい。昔は田舎館っていうの恥ずかしかったけど、人間椅子のおかげで、今はちょっと誇らしいくらい。