「8.15 フェスティバルFUKUSHIMA!」


夜行バスで福島へ



朝の5時に福島駅着。シャトルバス第一便は8時出発。




水辺に行くと元気になります


ハーブの散歩道



福島大風呂敷*1に当日飛び入り参加。これらの風呂敷を芝生の上に広げていきます。とても日差しが強く暑い日でした。日陰になる様な所は殆ど無いです。リーダーの方から、こんな状況での作業なので体調管理や水分補給はしっかりと説明。多分ぶっ倒れます。ただぶっ倒れるのは一日三回迄!って言うところでみんな笑う。


これが大風呂敷に参加してる人の目印。前から参加してる人は大きい布体に巻き付けてるんだけど、私は当日参加で、布がもうないってことなので参加者の方から切れ端を分けて頂いた。



5つの班に分かれての作業でした。班分けの時に、普通にミチロウさんが横に並んでたり、ミチロウさんも大友さんも作業に参加したり、何か凄い。


汗をボタボタ垂らしながらの作業。足手纏いにならないよう頑張る。正直ちょっときつかったですが、みんなで作業するのは楽しかった。参加者の方と少しお話も出来たし。皆さん色んなところから来ていたけど、地元福島の方と話せたのはよかった。凄く前向きで、こちらが元気を分けてもらったくらいで、このイベントに対し何か出来ることはないかとボランティアに応募したり、大風呂敷もそんな気持ちで参加したそう。ただ、楽しみに来ただけの自分がちょっと恥ずかしかった。朝の9時から14時位までの作業予定でしたが、順調に進み12時前には終了しました。最後はみんなで集まって記念撮影して解散でした。




あまりの暑さに取り合えずアイス。手が汚れててすみません。このアイス、凄い美味しかった。


焼きおにぎり、美味しい。食べるものが全て美味しかった。そしてフェス価格じゃなかった。安かった。
そういえば、福島音楽解放区の時間かな?向井秀徳が河原近くで弾き語りをやっていたり、凄かった。ユーミンの守ってあげたい歌ってた。



突然の激しい雨。あんなにいい天気だったのに。すぐ止むかと思ったけど、そうでもなかった。




雨は止みました。
オーケストラFUKUSHIMA!プロアマ混成とのことですが、見事でした。ミチロウさんとかも参加してました。すごい人で、演奏の様子はあまり見えず。この次は、詩人の和合亮一さんと福島市民の方達により、詩が読み上げられていく福島郡読団2011。生きている福島、福島は日本なのか 日本は福島なのか、祈り、そんな言葉が印象に残った。ありのままを見つめる。ありのままの福島の人たちの声。涙が出てきてしまった。悲しいのもあったけど、既に風化するように忘れていっている自分が情けなかったのもある。



ここから3ステージに分かれて公演が行われるんだけど、私はそのままウォーターステージに残って遠藤賢司を観る。エンケンさんのライブは一度は観てみたかったのです。2曲目位で、また激しい雨が降ってくる。それでもエンケンさんは演奏を止めない。びしょ濡れになりながらギターをかき鳴らし歌っている。私も雨に濡れながら、じっと演奏を観る。凄く格好良かった。「何ワット電力使ったって良いんだよ。ただな、真剣にやれ。音楽は真剣にやらなきゃいけないんだよ。そう、自分に言い聞かせています。」と言っていたエンケンさん。最後に、怒ったように、でも楽しそうに、何回もしこを踏んでいました。雨は止む。転換中の二階堂和美が凄い可愛かった。ギター弾けて、声でトランペットやったり!可愛いだけじゃなくて凄い。




詩の礫では、坂本龍一さんのピアノと大友良英のギターにのせて、和合さんの詩の朗読が行われました。文字だけで見るイメージとはだいぶ違って、和合さんの詩には激しさが内包されていたんだと知る。最後、アンコールではユザーンを交えて、教授のハーモニカによるゆるゆるとしたライディーンが演奏されました。




本日初めての移動。四季の里からあづま球場へ。遠い。



着いたら頭脳警察が始まっていました。ステージが遠くて驚く。アリーナは開放しておらず、お客さんはスタンド席のみ。頭脳警察はやはり、CDよりもライブで聴いたほうが何倍も格好良いと思う。



ザ・スターリン246
リハーサルで解剖室を演奏。かなり気合が入っている感じです。Kenkenが可愛かった。そしてミチロウさんは相変わらず美しかった。サイレンの音の中、始まったのは虫。初めてのスターリンでした。近くで観れないのが残念。でも演奏も、ミチロウさんのパフォーマンスもパワフルで、迫力は十分伝わってきた。



渋さ知らズ
ステージが始まる前、グランドでは白塗りの暗黒舞踏のような踊りを踊る人がいたり。まさしくお祭りみたいなステージでした。一曲目はミチロウさんを迎え天国の扉を演奏。凄く良かった。渋さ知らズのライブはお客さんも演奏する側も凄く楽しそうだった。手探り状態から始まって、色んな問題や困難を越えて開催されたフェスだから、こういうフェスとして、今純粋に楽しめることって本当に凄いことだと思った。
フェスは終わったけれど、まだまだこれから続いていくんだなって気持ちが大きかった。というか、続けていかなきゃいけないんだよなって思った。