瘋癲野朗 at 高崎CLUB FLEEZE






セットリスト

FF
ロックンロールが聞いて呆れるぜ
山田君UFO
瘋癲野朗がやってくる
お客様は神様です
死んだら地獄へ


多分順番は間違っている(タイトルも怪しいな)




東京の端っこから、高崎に来てしまいました。
何でかって言うと、瘋癲野朗のライブを観たいからです。
遠征(オ)バンギャであり、乗り鉄でもある私にとって、行ったことのない所に行くのは楽しみでもあったので。計画停電の中、正直不安もあったのですが、これからもしかしたらライブ観られなくなっちゃうかもしれないという不安感があって、観られるライブは観ておきたいなという思いがありました。

高崎に来るのも初めてならば、CLUB FLEEZEも初めての箱でした。
会場に入ると、ロカビリーなお兄さんお姉さんばっかりで、私はとってもアウェーな感じがしました。
瘋癲野朗も曲調的にどうなんだろうと、ちと不安になりましたが、そんな心配は杞憂に終わりました。
一曲目からお客さんの反応はばっちりありました。
最初は笑っていたお客さんも、次第に引き込まれ演奏をじっくり聴いたり、腕を挙げ、声を出し盛り上がってました。
隣にいたロカビリーなお姉さん(私のタイプ)も、「マジ格好良いなー!」と何度も話しかけてくれましたし。「格好良いでしょー!」と答えつつ、心の中でガッツポーズ!さらには違うお姉さんからも「格好良いね!」とのお言葉。うふふ。
気付いたら最前を取られてしまったのですが、そのぐらい他のお客さんも盛り上がってくれたんだなーと思います。
なんと言うか、上手く言えませんが、瘋癲野朗には人を惹きつける何かがあるんだと思います。
演奏が上手い、歌が上手い、そんなバンドは沢山ある。それだけじゃ説明出来ない何かが。誰かうまくまとめて下さい。答えが出なくて、毎日考えてしまうのです。
個人的に好きな曲多めのセットリストで大満足。新曲もいい感じにはまってましたし。大いに暴れてきました。最後の死んだら地獄へは、聴きたいと思っていたのでとても嬉しかった。横浜ではやらなかったので、ちょっと寂しかったから。間奏部分でカイホイさんが鳥が羽ばたく様な動きをしていたのですが、何かそれが鳥葬を思わせて、不吉なんだけど、圧倒的に終わり(=死)のイメージのこの曲*1と合っていて、うっとりしてしまった。


カイホイさん、手摺りで前まわりを何回もやってて凄かった。そして今日のMCも冴えてました。「東京から来ました、瘋癲野朗です!」ええ?千葉じゃんというお客さんに対し、群馬から見たら千葉だって東京、関東圏で群馬以外はみんな東京なんだとか。あと、ポポポポーンに続き、最後のこだまでしょうか…のMC。最近ACのCMにノイローゼ気味でしたが、ちょっと好きになれそうな気がしました。(現に思い出しニヨニヨしながら見てる。)

*1:私の勝手な解釈です。