青森にて3

8/3 DAY4&8/5 DAY6 弘前ねぷた
前半に大移動を持ってきたので、後半はおじいちゃん家とを拠点としたゆったりスケジュールです。これらの日の他にもねぷたを毎日の様に見に行ったりして、この夏はねぷたを満喫しました。



















弘前は扇ねぷたがメインで、人形ねぷたは少ないです。青森のように踊ったりはせず、お客さんはねぷたが通っていく様を綺麗だなあと眺めるのみなのです。青森が活気に溢れる“動”ならば、弘前は幽玄な様を楽しむ“静”でしょうね。後、青森は戦に勝った後の凱旋であるのに対し、弘前はこれから戦に出る出陣前と設定が違うので(確か)。だから弘前ねぷたは活気・迫力ともにあるのですが、どこか暗い感じもあるのかなと思います。然し弘前ねぷたも久しぶりに観ました。やはりねぷた囃子や太鼓の音、ヤーヤードーという力強いかけ声を聞くと血が騒ぎますね。






自衛隊のパフォーマンスが素敵でしたー!








鈴木さんが好きだったという劇団夜行館のねぷた。終電(普段21時。ねぷた期間は22時に延びますが…。)に間に合わなくなってしまうので中々観れませんでしたが、5日に終電ギリギリの時間ににやっと観れました。写真だとよく分からないかも知れませんが、皆さん白塗りで着物を着て、たいまつを振りかざしながらやってきます。ねぷたもおどろおどろしい感じの恐い絵になっています。実は昔のねぷたは皆そうで、美しさや力強さを表現したものでなく、幽霊など恐い絵が書かれていたそうです。劇団夜行館はその流れを今の時代にも残そうとしている団体のようです。やはり鈴木さんは幼い頃からそういったものに心を惹かれていたのだなあと感心。他にも、地主ねぷたという団体は、小型ながらも昔からの伝統的なおどろおどろしい感じのねぷたで、絵の感じもとてもよかったです。(写真ないですが…。)劇団夜行館はたいまつを振りかざし、笑い走りながらやってきて、私は夢中でカメラを撮ってしまいました。期待大き過ぎた感もあり、そんなに恐くないなあと思いましたが、子ども時代だったら多分泣いてたと思います。